ハロー更年期。

ホルモンに負けてなるものか!アラフィフ更年期主婦のつぶやき。

母と最愛の兄へ会いに。

一昨日、施設にいる実母を

歯医者に連れて行ってきました。

 

歯と歯茎の状態も良かったみたいで、

「先生にお褒めの言葉を頂いたよ〜」

と、うれしそうな母。

 

83歳だけど数年前に

一本抜けただけで

残りは全て自分の歯。

 

施設にいる89歳の義母も

2本しか抜けておらず、

まだ自分の歯で食べてます。

 

やっぱり歯があって

よく食べる年寄りって

長生きする傾向あるよね。

 

そして歯医者が終わった後

母を連れて納骨堂へ。

 

ここには父も眠っていて

この日は兄の月命日。

 

毎月この日が来ると真っ先に

兄の事が頭に浮かびます。

 

父と兄2人が生前好きだった

お菓子と飲み物を供え手を合わせると、

 

会って話すことはできなくても

不思議と繋がれたような気がして

心がスーッと軽くなります。

 

施設で生活をしている母や姉に

健康面で何か変化があった時、

 

兄に相談したらどんな答えが

返ってくるだろうか。

 

兄ならどんな決断をするだろうか。

 

周りの身内が高齢になるにつれ、

そんな風に心の中で兄を頼って

しまう自分がいます。

 

私には家族がいて一人じゃないし

何かあれば旦那さんにいつでも

相談できるし力になってもらえる。

 

同世代の友人に話を聞いてもらうこと

だってできる。

 

ケアマネさんやヘルパーさん、

その他福祉の関係各所と

連携を取りながら

母と姉を支えていける。

 

自分が主介護者になるのも3人目で

介護生活もトータルで10年にも

なると今までの経験から

こういう時はケアマネに相談したら

動いてくれるとか、

要支援1〜介護3まで義母を

在宅介護してきたので

各介護度がどんな状態か、

どれだけ手がかかるのか、など

大体分かっているつもりです。

 

そして一人で抱え込まず、

福祉の社会資源を活用すれば

何とかなっていくという事も

頭では分かっているんです。

 

でも、周りの人達に相談できても

結局、最終決断をするのは

一番近い身内である私。

 

そんな時、

母や姉のことをよく分かっている

共感し合えるきょうだいがいたら

心の負担が違っていたよなぁと

思ってしまうのです。

 

きょうだいがいても、

協力的じゃなかったり

明らかに介護から逃げたりして

逆に仲が悪くなるパターンも

けっこうあるから

一人で看る=何でも一人で決められる

気楽さもメリットなのかもしれないけど。

 

所詮、無いものねだりなのかな…(苦笑)

 

お参りが終わった後、

母も満たされた表情をしていたので

連れて来れて本当によかった。

 

そしてランチへ。

 

施設ではなかなか食べれない

お寿司を母にリクエストされたので

回転寿司へ。

腸が弱く食べすぎるとお腹がゆるく

なってしまう時がある母だけど、

 

歯は丈夫なので一緒に食事をする際、

食事面で気を使うことがないので

助かります。

 

この歳になると

こうやって一緒に食事を

しながら話せる身内がいるって

ありがたいことだなと

つくづく思います。

 

いつか必ず別れの日が来るのは

分かっているけど、

いつまでも長生きしてほしいな。

 

大切な身内の別れほど

辛いものはないから…。