ハロー更年期。

ホルモンに負けてなるものか!アラフィフ更年期主婦のつぶやき。

義母がいる施設へ。久しぶりの面会。

先週末、

義母が入居している施設へ

旦那、娘、私の3人で

行ってきました。

 

私が面会するのは半年、

いや、もっと前かな?

 

前回は、旦那と娘2人で

会いに行ったのですが

 

その時は帰り際に、

 

「○○さんによろしく」

 

と、わたしの名前を

言っていたそうです。

 

少し話しただけでは

分かりにくいけど

 

けっこう認知症

進んでる義母。

 

他人である嫁の名前も

まだ覚えているんだなと

その時思ったけど、

 

今回はどうだろう?

 

「あなた誰?」

 

って、ついに言われるか…?!

 

と、少しドキドキしながら

施設の玄関で義母を待っていると

 

職員さんに連れられた義母が

鬼の形相でブツブツ文句を

言いながらやってくるでは

ありませんか。

 

なんかもうね、

イヤな予感しかしない。

 

私たちの顔見ての第一声が、

 

「いまからみんなと一緒に

家に帰る!!」

 

 

それを聞いた瞬間、

 

「はぁ…来るんじゃなかった…!!」

 

と、素直に思った私(苦笑)

 

義母の介護では

数えきれないくらい

泣いてきました。

 

自分で言うのもなんだけど

実親ならまだしも、

 

他人の下の世話まで

よくしたなぁと思います。

(しかも数年間)

 

だからか面会して早々と

帰りたいって言われた瞬間に

 

あの、壮絶な同居介護が

フラッシュバックしてしまい

 

一気に気持ちが暗くなって

しまったんですよね…。

 

でも現実問題、帰りたいと

言われても無理な話。

 

職員さんから話を伺ったところ、

私たちが来るほんの少し前に

 

他の入居者さん(男性)と

トラブルがあったそうです。

 

義母は負けん気が強い性格。

 

相手が男性だろうと

けっこう言い返してる

んだろうなぁ〜。

 

と、容易に想像できます。

 

 

そんな時に

グッドなタイミングで

私たちが来たもんだから

 

こんなとこ、もういたくない!!

帰る!!!

 

ってなったんでしょうね。

 

と、職員さん。

 

 

怒りで興奮冷めやらぬ義母を

みんなでなだめ、10分ほど

すると落ち着きを取り戻し

穏やかな表情に。

 

私たちが帰る時には

一緒に帰ると

言うこともなく

 

にこやかに手を振って

職員さんと施設の中へ

入っていきました。

 

半年以上ぶりに会った義母も

今年90歳になります。

 

10数年前、

未就学児の手がかかる子どもがいて

介護の入り口に立たされた時は

 

周りの同世代で子どもを

抱えながら介護してる人は

誰1人おらず、常に疎外感を

感じていました。

 

辛くて苦しくて泣きたくて

出口の見えない長い長い

トンネルにいた私。

 

7年後。

 

やっと抜け出せた!

 

と、思った矢先

 

今度は実家家族の介護が

スタート…。

 

特に子どもが小学生だった

6年間は、子育ての記憶が

あまりないんですよね。

 

その頃は仕事もしてたし

じっくり子育てを楽しむ

余裕がなかったんだろうな。

 

そして、

時間に余裕ができた今

思うんです。

 

子どもにもっと

ああしてあげたらよかった、

こうしてあげたらよかった、

 

と。

 

考えては娘に対して

申し訳なく思ったり。

 

でもどんなに悔やんでも

時間は巻き戻せないし

 

気がつけば娘はもう

大人の入り口まで

成長しています。

 

手をかけたくても

そんなに手をかけることも

なくなりました。

 

成長してるのは

うれしいんだけど

なんだか寂しかったり。

 

介護も落ち着き

自分の時間ができた今、

 

これからの自分の生き方を

考えているところです。

 

もちろん、仕事も含めて。

 

実は、もう自分の中で

やりがいのある仕事を

見つけてはいるんだけど。

 

体調も整ってきたし、

少しずつその活動にかける

時間を増やしていけたらいいな。