ハロー更年期。

ホルモンに負けてなるものか!アラフィフ更年期主婦のつぶやき。

緑のアイドルをプロデュース。

数日前に茹でた、どこにでもあるブロッコリー

購入してすぐに茹でておけば

良かったけど、購入主(私ね)の

やる気スイッチ入らず、数日間

放置プレイされていたブロッコリー

 

その後、ようやく

熱湯風呂に入った(茹でられた)

ブロッコリー御一行様でございます。

 

鮮度がイマイチなのか、

盛り付けの工夫をしなかったせいか、

上の写真の状態で食卓に出したら

一個食べて、それっきり。

全く手をつけようとしない旦那氏。

それが、次の日も続いた。

 

確かに、たくさん食べたくなるような

フレッシュさはない。

うんうん、旦那氏の舌は間違いない!

と、感心しつつ

でも一方で

このまま捨てるのはもったいない!

どうやったら食べてくれるだろう?

と、考える。

 

気分は、なかなか売れないアイドルを

人気者にするためにはどうしたらいいか?

と、熟考する敏腕プロデューサー。

(ほんまかいな)

 

しかし、

今の私に、そんなに熟考する時間はない。

夕飯まであと10分。

(19時から見たいテレビがあるんだよ!)

 

とりあえず、リメイクすることに。

 

まずは、包丁でブロッコリーを小さく切る。

あちょー!トントントン!

しれっとストレス解消(怖)

そしてブレンダーでブィィィィィン!

さらに細かく粉砕。

大型新人アイドルが、小型アイドルにへと

変貌を遂げる。

 

そしてそして、 

バターと小麦粉を投入。

急いでるので、分量は適当。

天性の勘を信じる。

さらに牛乳を適当に加え、

ぐるぐる混ぜ合わせて~

レンジで様子を見ながら数分チン。

途中、取り出して、何度かグルグルかき混ぜる。

とろみが出てきて、温まっていたら完成~。

ブロッコリーのポタージュのできあがり~!

 

姿・形をすっかり変えた緑色のアイドル

いや、ブロッコリー

 

数日間、見向きもしなかった旦那氏。

まさか、あの時のブロッコリーとは思わず

まんまと騙されて、飲んでくれるといいな。

 

時計を見ると、19時ちょうど。

なんとか間に合った!

(はよ、座ってテレビ見たい)

 

「今日は、ポタージュにしてみたの。

これだったら飲みやすいかなと思って~」

 

元々、緑のアイドルは好きではない子どもは、

見た瞬間却下。(想定内)

朝の味噌汁の残りを出す。

 

旦那氏の前に、緑のアイドル・ポタージュを置く。

反応は普通。

たしかに、見た目はサラッとして

かなりスリム化。

インパクトないもんな。

外見は好みじゃなかったのか。

いや、待てよ。

内面は気に入るかもしれない。

 

だって、北海道からの助っ人、

牛乳とバターの力を借りているのだから。

と、一人祈る気持ちで旦那氏が

ポタージュに手を伸ばすのを待つ。

 

そして、ついにポタージュを口にする時が。

 

サラサラスリムになった緑のアイドル

ポタージュをスプーンで口に運ぶ旦那氏。

今度こそは、気に入っていただけるだろうか?

 

スプーンですくい、一口、二口飲む旦那氏。

ポタージュをじっと見つめる。

何か言いたげな表情だ。

 

なんかドキドキするな。

敏腕プロデューサーというよりも、

何かのオーディションを受けに来た

まだ日向を見たことのない

売れない女優の心境かもしれない。

 

意を決して、旦那に聞いてみた。

 

私:「ポタージュ、どう~?美味しい?」

旦那:「う~ん、、、ちょっと味がボヤっとしてるなぁ。。」

 

ナヌーーー??!!(心の叫び)

バターって何気に高いんだよ!

今回のプロデュース計画にいくらお金が

かかってると思ってるんだよ!!

たった10分間で、急いで作ったんだよ!!!

 

心の中で、そう叫び続けながら

黙って、緑のアイドル、ポタージュを

飲む私。

ん??

味、うすっっ!!!

 

塩気が足りない?

いや、まてよ、

そもそも味見したっけ??(アホ)

 

更年期のせいか、段取り悪かったり

昔しなかった失敗をするように

なることがたまにあったんだけど、、

 

またやってもうた~!!(恥)

 

その後、塩コショウを振って、

お好みの味に調整して食べたので

ありました…。

(完)